若いころの話

若い頃お付き合いしていたアメリカ人の彼氏。初めて外国人と付き合ったこともありウキウキでした。
バブル華やかな時期だったので日本人の彼がいる子などは豪勢なプレゼントなどをもらっていたようですが、私はうらやましいとは思いませんでした。
デートに遅れてきた彼は、後ろ手に何かを隠し持っていたのですが、詫びながらパッと差し出されたのは霊前用の花束。デートに遅れ、急いでいた矢先、花屋の店先で見つけた手ごろな花束・・・もちろんその花束の意味を説明したときは、走ってきたせいで顔が赤かったのが、もっと赤くなりひたすら謝っていました。私はその気持ちがうれしかったのですが、友達にこの話をしたら「霊前用の花束が一番安いからね」とケチ扱い。
クリスマスの時はアメリカの実家に帰る彼が「アメリカでクリスマスプレゼントを買ってくる。何がいいか」と聞かれ、初めてのジュエリーのプレゼントをお願いしました。帰国後渡されたのがルビーのピアス。ほしかったのですごく喜びました。
そんな彼とも数ヵ月後には別れてしまったのですが、その際に「あのルビーのピアスを返してくれ」と言われました。確かに私のほうからのお別れだったので、彼には「だまされた感」があったのかもしれませんが、一度渡したプレゼントを返せという男性にビックリしました。
それまで付き合った男性に「プレゼントを返せ」と言われたことはありませんし、それがある程度の値段がするものでも言われたことはありません。
その当時のバブル時、日本人男性とお付き合いしていたお友達たちももちろん「そんなこと言われたことがない」とのことで、私たちの周りでは「アメリカ人はケチ!」というのがインプリントされてしまった思い出です。